カテゴリ:リフレクソロジー



「からだのためのポリヴェーガル理論」(スタンレー・ローゼンバーグ著、春秋社)を読み終えました。長年の臨床経験に基づく内容は説得力があり、また、単にプロによる施術を受けることを勧めているだけではなく、不調に苦しむ人が自分自身で回復できるようなレジリエンスを育むための簡単なエクササイズが紹介されていることに感銘を受けました。どんな人も生きている中で、困難に出会うことがあります。そんな時、私自身もセラピストとしてクライアントの方を一方的に導くのではなく、いかに常日頃から自分の状態に気付き、必要な行動を起こせるようにするためのきっかけを作ることが大切だと感じています。今日はこの本について私が印象に残ったことを簡単にまとめます。
先日、私の行っているセラピーがレイキと関係していることを書きました。おそらく、他のセラピーでも、ソフトなタッチによるボディトリートメントはレイキのようなエネルギーが流れる可能性は高いと思います。そして、このようなエネルギーが介在するセラピーはどちらかというと肉体面より感情面・精神面に働きかける要素が強いです。だからこそ、一過性の効果ではなく、深いところに働きかける効果が高いのですが、それ故にエネルギーを扱うセラピーを受ける方はからだを整えた方がよい、というお話をしたいと思います。
先日、外国人の方向けに新しくレイキのメニューをリリースしました。 これまでは動物向けのアニマルレイキのみご提供しておりました。レイキは日本発祥のヒーリング法ですが、日本の方は霊気という文字からのイメージもあり、どちらかというと敬遠される方が多いかもしれません。そのためこれまでレイキをテーマにブログを書いたことはありませんでしたが、私が行うエネルギーを元にしたセラピーの原点でもあり、レイキと私の行うセラピーについてご紹介することにしました。
昨日はいつも通っている整体の予約が入っていました。この1か月仕事が忙しく残業続きだったので、からだのバランスはどうかなと思っていました。診ていただくと、いつもの通り首や背骨周りの硬さなどあるものの、総じて悪くないようで、この1か月仕事の合間や終わった後に、からだを動かす習慣を続けていたのが功を奏したのではないかと思いました。そして忙しかった仕事の状況がひと段落ついた今、夏の間仕事のストレスに負けることなく、元気に過ごすことができた理由は、からだを動かすこと以外にもある気づきがあったからではないかと思いました。今日は、前回の記事でご紹介したブレインジムのゲールさんとのプレイショップでの振り返りも含めて、アファメーションの重要性についてご紹介します。
先日イタリア人ヨガインストラクターPさんとのレッスンがありました。テーマは内分泌系=ホルモンバランスを整えること。今日は、レッスンの内容を振り返るとともに、昨日の読売新聞に乳がんの研究に関する興味深い記事があったので、ホルモンバランスを整えることをテーマにお話しします。
大雨が続き、梅雨の時期となりました。この時期、皆さんの体調はいかがでしょうか。私は毎年梅雨の時期を楽しく乗り切ることが目標です。雨が降ること自体はよいのですが、湿気が体内に停滞するようで、何となく心身のバランスを崩しやすくなります。陰陽五行を紐解くと、胃と脾の経絡に関連する「土」の要素は、季節の変わり目、湿気に関係し、まさに日本の梅雨の時期に影響を及ぼすことがわかります。さて、昨年秋見つかった乳がんが胃経の経絡上にあったことから、胃経について振り返る日々を過ごしていました。この度、胃経のバランスを整えることを目標に、これまで学んできたセラピーを融合し、新しいメニューを考案しました。今日は、胃経について振り返りながら、このメニューについてご紹介したいと思います。
4月に大きな出来事があって以来脚の付け根や膝が痛み、足もむくみやすい日々が続いていました。5月になってもあまり痛みは改善せず、先週末旅行をして歩き回ったからか更に痛みを感じるようになりました。脚の付け根のどこが実際に痛いのかはっきりしていなかったのですが、昨日整体の方に診ていただいて、場所は骨盤と大腿骨をつなぐ箇所で、大腿骨の先の大転子という部分が出っ張っていることがわかりました。 原因は、お尻や骨盤周りの筋肉が弱っていて、骨盤が安定していないこと、そのために太ももの前方、外側に体重がかかっているとのことでした。元から姿勢や歩き方がよくないこともありますが、それ以外にも深層の原因があるのではないかと調べました。
今月に入って疲れが取れず、温泉に行って十分に休んでもなお足腰がだるい日々が続いていました。そこでふと思い立って長くお世話になっているサロンでマニュアルリンパドレナージュの施術を受けることにしました。リンパドレナージュとは、肌の表面をゆっくり一定の速度で動かして全身のリンパ液を流す高度な手技です。私は自分がリンパドレナージュの基礎を習った時も、施術を受けた時もこの効果を強く感じていて、疲れを感じた時には度々受けてきました。そしてこのテクニックは単に肉体の疲れを取るだけではないような気がしていました。今回も期待を上回る効果を感じたので改めてリンパドレナージュについて私の思うことを記したいと思います。
先日新聞に広告が出ていた岩田有弘先生の著書「歯は抜くな」を読みました。少し前に歯が痛くなってかかりつけ医のところに行ったところ、そろそろ抜いたらどうですか?と言われていて気になっていたのです。 今通っているかかりつけ医のもとには10年ほど通っていて、通い始めた当初上の7番の奥歯の虫歯が進行していました。歯を抜くように勧められましたが、大きな抵抗感があり、歯髄を抜く根管治療をしてもらいました。そして今、残した歯の周辺の炎症がひどくなって歯磨きだけでは防ぎきれない状態になっていると言われました。
先日新聞の書評に紹介されていた、山崎章郎さんの著書「ステージ4の緩和ケア医が実践するがんを悪化させない試み」を読みました。山崎先生はもともと消化器外科医として活躍された後、緩和ケア医としてホスピスでステージ4と診断された患者さんに寄り添った治療をされていました。いつかご自身ががんになるのが天命ではないかと思っていたところ、ついにステージ4の大腸がんと診断されました。まずは標準治療とされた抗がん剤治療を受けたところ、副作用が激しく、さらに転移も見つかりました。そこで標準治療として別の抗がん剤治療を勧められましたがそれを断り、これまで同じように副作用に苦しむ患者さんを診てきた経験から標準治療に代わる治療法はないかとご自身の身体を実験台に、検査を定期的に受けてその効果を調べながら模索してきた記録が記されていました。現在は食事療法を中心に、少量の抗がん剤治療やその他の治療と組み合わせた治療法を確立すべく奔走されていらっしゃいます。

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