先週の日曜日、愛犬の葬儀を挙げたお寺で合同法要に参加しました。
本堂にたくさんの人が集まり、それぞれ愛犬や愛猫に感謝や祈りの気持ちを捧げていました。
参加者の半数はペットを亡くして四十九日前後経った方とのこと、同じような思いの方たちと共にお経をあげ、浄化される思いでした。
ペットは人間ほど現世に執着を持たず、魂が天に帰るのも生まれ変わるのも早いと言われています。
私もそのように感じていて、私にとって法要参加は愛犬のため、というより、自分自身の気持ちの整理と次に進むための区切りのためでした。
本日は、愛犬を亡くしてからどのような出来事があって、どのような気持ちの変化があったか綴ります。
1月中旬:2/11に実施予定のMetamorphic Technique®のオンライン勉強会の案内を受け取りました。
テーマは「死」と知った時、何となく嫌な予感がしました。
このテーマに取り組む時が近いことをうっすらと感じたものの、すぐに忘れるようにしました。
1月21日夕方:愛犬の容体が急変し、獣医さんにお迎えの時が迫っていることを伝えられました。
夜、アニマルレイキをして一時的に回復後、共に眠りました。
夜中、呼吸の乱れがあり、その後、静かな時を迎えていましたが・・・
1月22日早朝:愛犬が旅立ちました。悲しむ間もなく、葬儀の手配をすぐに始めました。
これまで葬儀について考えたことはなく、急遽ネットで調べ始めたものの、最終的にはかかりつけの獣医さんにお聞きしたお寺に決めました。
静寂な環境で葬儀をすることが自分や家族にとって大切だと思ったからです。
葬儀の手配を終え、その日の仕事を終えると、愛犬がいない現実に直面し、感情的に動揺するようになりました。
まずは心を落ち着かせるため、ストーンセラピーで行うネイティブインディアンのセレモニーを参考に、愛犬を石やクリスタルで飾り、アロマオイルで香りをつけました。
自分自身のケアの必要性を感じたため、いつもお世話になっているセラピストさんへ、セッションの問い合わせをしました。
それから葬儀までの2日間、夜寝る前に愛犬の近くでアニマルレイキをしました。
旅立った日は、愛犬の存在が近く大きく感じられ、感謝の気持ちが伝わってきました。
その翌日は、存在が少し上に移動したように感じられました。
1月24日:葬儀当日の朝、予約していたジムに予定通り向かい、軽いストレッチをしました。
私はこれまで感情的に動揺すると、からだのバランスを崩しやすい傾向がありましたが、この一年ジムに通っていたおかげで、それほどバランスは乱れていませんでした。
お寺に向かう前、太鼓や鈴、アロマオイルを使って、愛犬と家族と最後のセレモニーをしました。
1月25日:愛犬をお寺に迎えに行くのは午後でした。
このお迎えが私にとっては怖く、動揺しそうだったので、午前中にセラピーの予約を入れていました。
選んだメニューは、レインバス(温めた石を全身に置き、6種類のアロマオイルを背中に垂らすセレモニー)とフラワーエッセンスです。
選んでいただいたフラワーエッセンスは次の二本です。
・ボケ《対極の統合》:天と地、右脳と左脳など二極を統合し、自他の感情や出来事に巻き込まれた時にも、観察者としてセンタリングできるようにする。
・ガマズミ 《静止》:静けさに留まり、内省する。変化、生死を受け入れる。
レインバスとは、雨のようにオイルを降らせるセッションで、それぞれのオイルが感情の浄化を促します。
私は、オイルを背中で受けながら、ふさふさだった愛犬の背中を感じ、悲しくてずっと泣いていました。
高齢であったことに加え、亡くなるタイミングがコーチングを終えた自分の転機と重なっていて頭では死を受け入れていたものの、やはり痛みは非常に大きく、感情を癒す機会が必要でした。
その後、お寺に向かう頃には感情も落ち着き、形を変えた愛犬の姿を冷静に受け入れることができました。
とはいえ、その後の1週間をどう過ごしていたか、ほとんど記憶がありません。
ただひたすら毎日、調合していただいたフラワーエッセンスを飲み続けました。
1月27日:イギリスでリフレクソロジーを習ったAさんがこれまで何匹も猫を飼っていたことを思い出しました。
ペットロスをどう乗り越えたか聞いてみたところ、Aさんが以前誰かに言われた言葉をシェアしてくれました。
「あなたがこれまで愛して、いなくなった彼は今までの場所にはいません。でも今は、あなたがいるどんな場所にも存在しているのです。」
この言葉を胸に、会社に出かけてみると、本当にふと愛犬の存在を感じることがありました。
1月30日:これまで重要な時期にセッションをお願いしていたイタリア人ヨガインストラクターのPさんに連絡しました。
以前あるセッションでPさんの事を思い出し、また、コーチングの終盤に、呼吸やからだのリズムを整えることが大事だと気づき、近々開始したいと思っていたのでした。
思えばPさんにヨガを再開したい思いを伝えたことが、新しい道への一歩になった気がします。
2月初旬:節分は土用の最後で立春前の邪気払いの時期だと言われます。
これまで愛犬と一緒に豆まきをしていたこのイベントが、再出発への後押しをしてくれました。
2月7日:週末に海に出かけ、感情を洗い流す機会が訪れてから、少しずつ物事が動き始めました。
悲しみを乗り越えるため、ゴールデンウィークにこれまでできなかった旅行に出かける計画を立てました。
2月11日:愛犬の最期を振り返ってブログを書き、当時の経験や思いを今後の糧にすることができました。
その夜、1月に案内のあった、「死」がテーマのMetamorphic Technique®のオンライン勉強会に参加しました。
私は、ペットの死を経験して、悲しいながらも死の瞬間はとても穏やかな気持ちだったこと、また、それまで何事もコントロールしたり、頑張りがちだった自分の行動が変わり、手放すことができるようになったことを伝えました。
昨年12月、愛犬が少しずつ弱りながらも頑張っていてくれた頃、以前オーストラリアでお世話になったMetamorphic Technique®の大先輩Jさんが2月に来日予定と連絡をもらっていました。
2月15日:Jさんに7年ぶりに再会し、都内某所で交換セッションを行いました。
以前Jさんが愛猫を亡くした後、別の国に移住することになったというお話を聞き、ペットを亡くすということは、ペットがいた頃にはできなかった大きな決断をする機会になり得るのだなと思いました。
その後、ブログに書いた通り、コーチングでの辛さに関してJさんに言われた言葉をしばらく内省していました。
3月初旬:3/9の誕生日と、3/11の愛犬四十九日があり、様々な気づきがありました。
辛かった感情もやっと昇華することができるようになってきました。
3月7日:帰宅すると愛犬の愛用ベッドに愛犬の姿が!
妹が、生前愛犬が寝ていた時の写真を元に等身大のクッションをオーダーしてくれていたのでした。
愛犬がベッドで寝ていた頃を思い出し、久しぶりに泣いてしまいました。
3月8日:昨年11月に愛犬を亡くしたイタリア人のセラピスト仲間と、遠隔レイキ(ヒーリング)を行いました。
前日やってきた愛犬クッションを前に、始める前は、愛犬との楽しい記憶がよみがえることを楽しみにしていました。
が、正直な実感としては、既に魂は家を離れる段階で、「卒業」の時期が訪れていることを強く感じました。
私自身も愛犬との別れの悲しみから卒業して、次に進むよう励まされているように感じました。
3月10日:3カ月ぶりに乳がんのフォローアップ検査があり、治療を受けていた頃の様々な気持ちを思い出しました。
思えば2年前の愛犬の誕生日に手術を受けたのでした。
帰宅する頃、今後の進路について今まで思ってもみなかったインスピレーションが湧きました。
前回のブログで「変わらなくてよい」と思ったけれど、「変わらなければいけない」のではなく、「変わりたい」と思うようになりました。
3月中旬:昨夏Amazon Kindleで出版した乳がんの体験記の英語版を完成させることを決意しました。
ヨガインストラクターのPさんから連絡があり、開始時期が保留になっていたレッスンを春分から行うことになりました。
この頃から、春以降の計画について、大きな決断を考えるようになりました。
3月18日:愛犬が旅立つ直前に訪れた美容院に再訪し、当時のことを思い出しました。
帰り際夜空をふと見上げると、満点の星。愛犬が星になって応援してくれている気がしました。
中でも印象に残った星を後で調べるとおおいぬ座のシリウスでした。
春分:ヨガのレッスンが始まりました。
レッスンのテーマは「からだを強化して、エネルギーレベルを上げること。呼吸を整え、精神を整え、問題に取り組む力を蓄えること」です。
内容は、左右の手足をゆっくり動かすことが中心で、加えて、ムードラという特定の手のポーズをしながらゆっくり呼吸をします。
これだけのシンプルな内容なのに、心身の浄化が始まったのが驚きです。
レッスン中はどこか落ち着かず、あくびが止まりませんでした。
3月最終週:ヨガを行って胃腸の調子が悪くなることは以前もありました。
今回も溜まっていた疲れが出たのか、急な下痢が起き、胃の不調が続きました。
けれども、胃腸の浄化とともに思考も浄化されたようで、自分の思いや優先したいこと、重要でないことがはっきりわかるようになりました。
またこのタイミングでこれまで家族の悲しみを一身に引き受けてくれていた愛猫のストレスが爆発しました。
愛猫と十分な距離を取った上でアニマルレイキを行ったところ、とてもパワフルで、私自身もからだに大きな異変を感じました。
これを機に、家族全体で愛猫に対する接し方を見直すことになりました。
3月28日:お寺での法要を前に、愛犬の愛用品を一部処分しました。
3月29日:法要に参加しました。お坊さんのお話で印象的だったのは次の内容です。
「人は死に接すると素直で謙虚な気持ちになる。この時の思いを忘れず、その思いに沿って生きることがペットの供養にもなる。」
愛犬は死を持って私に大きな気づきと成長の機会を与えてくれました。
私は今、愛犬に守られ応援されて、行動する勇気が湧いてきたように感じています。
保護犬を飼うことを勧めてくださった方もいらっしゃいましたが、今すぐの実現は難しいため、今は私の守護天使になってくれた愛犬と共に進んでいきたいと思っています。
そして、今いる愛猫もかけがえのない存在として、大事にしていくことを決意しました。
心温まるメッセージをくださったペットロスの先輩方、ありがとうございました。
ペットを亡くされた方に、この内容が少しでも助けになりますように。。。
