おとめ座新月~先祖の意識を手放し新しい時代を生きる~

おとめ座新月の本日は、下記ブログでご紹介したお客様が本国に帰国される日です。

 

 

そして偶然にも、私自身も昨日3年間働いた会社を退職しました。

 

この会社は私の先祖に関係する会社で、会社を退職するにあたり、先祖から引き継がれた古い意識を手放しました。

 

本日は、会社に入る前に経験した恐ろしい経験から3年間を振り返り、新しい時代の到来を祝福する記事を書きたいと思います。

 

会社に入る前、ものすごくブラックな会社で3か月働いた後派遣切りに遭いました。

 

 

内心はほっとしたものの、切られたことを知った時はやはりショックを受けました。

 

その後気持ちを入れ替えてからは、今回退職した会社の仕事がスムーズに決まったのですが、どういうわけか退職までの2週間あまり、これまで経験したことのないひどいパワハラに遭いました。

 

新しい会社で引き継ぎを受けるために、どうしても前職を数日間早く切り上げて退職しなければならなかったことが、前職の人々の逆鱗に触れたのです。

 

今から思うと退職理由を正直に話す必要もなく、嫌がらせを受けた時点でさっさと退職すればよかったのですが、当時の私は引き継ぎをしてから辞めないといけないと思うあまり、途中までは音を上げることができませんでした。

 

契約終了までいられずに他の会社に移るなら訴えることも可能なのだと脅されたときは、新しい会社に行くのは辞めた方がよいサインなのか、混乱状態に陥りました。

 

混乱の中、私は数々のミスを犯し、結果的に契約打ち切りとなり、追い出されるように退職しました。

 

が、そのおかげで私は予定より早く入社することができ、より十分な日程で引き継ぎを受けることができました。

 

 

新しい会社に入った日、出迎えてくださった優しい人たちの姿を見て、私は天国と地獄という世界が本当にあるのだと思いました。

 

けれどもこの会社に入れてよかったとほっとしていた最中、早期乳がんが見つかりました。

 

 

ショックとこれまでの疲れにより、私は学習障がいのような状態に陥り、仕事を覚えるのがつらくなりました。

 

 

それでも、会社の人たちの優しさに私は救われて、ゆっくりながらも仕事に慣れていきました。

 

慣れてくると、今度は派遣社員として働くことの限界が見え、また私本来の「仕事を頑張らずにはいられない性格」が出てくるようになりました。

 

今は頑張らないことを学んでいるのだと気持ちを切り替えるようにしつつも、

 

 

次第にこの会社に居続けてよいのか疑問に思い、転職を考えるようになりました。

 

けれども、いざ転職を考えると、前職での経験がよみがえってきて思考がフリーズしてしまうのでした。

 

 

そんな中、進路決断の参考になればと占星術のセッションを受けた翌週、私は方向転換をして、乳がんの治療を受けることに決めました。

 

 

治療について考えながらも転職が気になっていた私は、実際に面接を受けたりもしていました。

 

結果的には自分の治療を優先することに決め、勤めていた会社にもその意向を伝えることになりました。

 

 

 

それからの1年間は、治療や検査のために頻繁に会社を休むようになり、それでも派遣契約を続けてくださる会社に感謝せずにはいられませんでした。

 

始めに述べた通り、この会社は私の曾祖父とゆかりの深い会社です。

 

入社1年前に受けたキネシオロジーのコースで、自分の行動パターンに影響を及ぼしている可能性の高い先祖を特定する実習があり、その中で曾祖父の存在が出てきました。

 

 

実習の中で私が掲げたテーマは、「自分のニーズより、他人のニーズに合わせて忙しく動いてしまうことがあり、それによって苦しくなるパターンから脱したい」ということです。

 

関連して出てきた「結核マヤズム」のキーワードは、「時間に追われて忙しく働く」というものでした。

 

このマヤズムが発生する原因として筋反射で出たのが、就職した会社に忠誠心を尽くして働くあまり、結核にかかり、33歳の若さで亡くなった曾祖父でした。

 

さて、乳がんの治療が終わり、念願のオーストラリアでクラニオセイクラルセラピーを学んだ後、私はこれまで以上に、仕事への充実感を感じなくなりました。

 

とはいえこの時点では方向性が決まらず、ただ思考に振り回されながら日常をこなすのが精一杯の日々でした。

 

 

6月になり派遣契約終了が決まり、仕事を探さなければならなくなったとき、これまで感じたくなかった不安に直面することになりました。

 

やはり、私にとって安全を感じることは重要なのだと思いました。

 

 

けれども、運よく仕事が決まり、引き継ぎが終わる頃からは、私にとってもはややりがいの感じられない今の環境を去ることはポジティブなことだと思うようになりました。

 

そして、この3年間の経験は、先祖から続く自分の行動パターンを認識し、脱却し、曾祖父が若くして亡くなってしまったという被害者意識や不幸にしがみつく意識を手放す機会なのだと思いました。

 

そこで派遣期間満了による退職日を迎えた昨日、私は曾祖父も一緒に定年退職を迎えた意識を持ち、潜在意識に受け継がれた不幸にも早世してしまった悲しみを、長く勤めあげた会社を笑顔で退職した喜びに書き換えることにしました。

 

NLPの講座で、人が感じるネガティブな感情は、人生の早い時点で感じた感情の繰り返しと強化だと習いました。

 

上記でご紹介した「ニュー・アース」の本にも同じようなことが書かれていました。

 

私は先祖代々ずっと持っていた、誰かのために自分を犠牲にしなければならない意識を手放すために、この会社に導かれたのだと思っています。

 

曾祖父の犠牲に関係のある場所で、私は助けられ、今度は犠牲ではない形で卒業しました。

 

このように、自分の知らないところで引き継がれた意識は根深いものではありますが、今こそ手放す機会が来たのだと、新しい時代の到来を祝福したいと思います。

 

最後に、この3年間を卒業する思いを込めて、この度Amazon Kindle版として下記の本を出版いたしました。

 

同じように乳がんや重い病気を経験している方のお役に立てれば幸いです。