さそり座満月皆既月食を機に、成功する恐怖を手放そう

私は、何かを始めるとき、それが希望しているものであってもものすごい不安感や、緊張を感じてしまうところがあります。

 

このような時、脳の左右をつなげる脳梁のスイッチが切れてしまっているのですが、昨日ブレインジムのプレアクティビティをしながら、全身がばらばらになって足が思うように動かせない感覚を体験しました。

 

このような状態でバランスを整えないで面接に臨んでいたら、思考や行動のパフォーマンスが落ち、ベストの自分を出すことが難しくなっていただろうなと思いました。

 

今回も面接のオファーをいただいて嬉しかったと同時に、ものすごい恐怖感を感じてしまっていたことがわかったのですが、実は似たような経験を少し前にしていたことを思い出しました。

 

それは、派遣切りが決まって本格的に就活を始めた数週間前、ある希望した会社への社内選考が、ものすごくスムーズに決まった日がありました。

 

自分ではちょっと無理かな、と思いつつも、ここで働きたい、という気持ちもあってその日一日とても前向きな気持ちでいたのですが、実際に社内選考が通り、営業担当から細かい話を聞くうちに、その会社で働くことの恐怖が襲ってきました。

 

思ったようなパフォーマンスができずにあっという間に派遣切りに遭ってしまったショックも蘇り、また同じ過ちを犯すわけにはいけないとも思いました。

 

そして、最終的にはせっかく社内選考が通ったこの仕事を辞退してしまったのです。

 

後になってこの決断を後悔したとき、私はせっかくのチャンスを自分から辞退してしまうことを新卒の時から幾度となく繰り返してきたことを思い出しました。

 

その時は、迷いもなく辞退を決めるものですが、後になって、それでよかったのかと毎回自問自答してしまうのです。

 

以前キネシオロジーの講座に出たとき、成功する恐怖は失敗する恐怖より大きい、と聞いて、自分の行動に納得がいったことがあります。

 

潜在意識で成功するのが怖いから、そうならないよう、自分の可能性を常に押しとどめているのだと思いました。

 

このとてつもない恐怖感について、原始反射の考え方では、胎児期に発生した根源的なもの、という考え方をし、原始反射の中でも初期に現れる「恐怖麻痺反射」は、受胎後1,2か月の細胞レベルで感じた恐怖感に対してからだが硬直してしまう反射のことを指します。

 

五感から様々な感覚情報が入ると、必要でない情報をシャットアウトできずに振り回されて、どんどん不安や恐怖感が増していってしまいます。

 

そしてからだは「闘争・迷走反応」により、逃げるか戦うかのために精一杯となり、思うような行動ができなくなってしまいます。

 

更に、この恐怖感について、Metamorphic Techniqueとオーラソーマの観点からも考えてみたいと思います。

 

まず、Metamorphic Techniqueでは、胎児の時にへその緒が巻きついていた経験をした人のその後の人生への影響について以下のように習いました。

 

へその緒が首に巻きつくと、息が苦しく生命が脅かされることから、その人は何か重要な行動をしようとすると、息が苦しくなったり、呼吸を止めてしまうことにより、パニックが起きてしまいがちになります。

 

このことから、人生を十全に生きることは本源的な恐怖感をもたらすことになり、せっかく手に入ろうとしている親密な関係や仕事を熱意を持って受け入れた瞬間、自分から押しやってしまう傾向があるそうです。

 

そしてその状況が去ると、まるで巻きついたへその緒から解放された時と同じように、大きな安堵感を感じるそうです。

 

私は胎児の時へその緒が巻きついていた時期があったそうで、これを聞いたときとても納得しました。


次に、オーラソーマの観点から考えてみたいのですが、恐怖はイエローやゴールドと関係します。

 

「オーラソーマの21の鍵」のビデオ講座の中で、今ボトルを使っている18番(イエロー/バイオレット)-96番(ロイヤルブルー/ロイヤルブルー)に関し、イエローの恐怖を乗り越えたとき、バイオレットの癒しが起こること(18番)、ロイヤルブルーで過度に感じる感覚情報から距離を置いて自分につながること(96番)によって新しい人生が始まる、というようなお話がありました。

 

また、上記のへその緒が巻きつく経験をオーラソーマでは32番のボトル(ゴールド/ロイヤルブルー)と関連付けています。

 

ゴールドは、受精卵、受胎を象徴する色であり、また、ゴールド/ロイヤルブルーは経絡では腎・膀胱経に関係し、経絡の考え方では腎・膀胱経はやはり受胎直後の魂や受精卵の状態に直結するようですので、本当に細胞レベルでの恐怖感に関係するなと思います。

 

そのような根源的な恐怖感が存在すると、なかなか願った通りの現実を引き寄せることができなくなってしまいます。

 

私自身は、それでも何とか大きな願いを立てて叶えたいともがいていますが、最終的に自分自身が押しとどめていることを知ると、なすすべがなく、絶望的な気持ちになることもあります。

 

しかし、それでもこれまで習ったツールで何とかしたいと頑張ることができますが、同じような状況が続けば、もはや望むことをあきらめてしまった方々もいらっしゃるのではないかと思います。

 

今日はさそり座満月、皆既月食、さそり座は死と再生を象徴します。

 

これまでの生まれ持ったパターンがどのようなものであっても、それらを手放し、望んだ人生を生きていけるような転換点であってほしいと願い、今日の記事を書きました。

 

私が学んできたセラピーが同じことを思う方々の助けになりますように。