カテゴリ:Metamorphic Technique®



入院中にMetamorphic Techniqueの創始者故Gaston氏の本"A Compendium of The Metamorphic Technique"を読みました。哲学的で時にキリスト教の概念を散りばめた文体は非常に難解ですが、大きな病気を経験した今、Metamorphic Techniqueの原点について改めて考えさせられる内容でした。本日は、私がなぜMetamorphic Techniqueをライフワークにしているのか、本の最終章「The six stages of the prenatal pattern」(誕生前のパターンの6つのステージ)を読んで印象を受けた点についてシェアします。
乳がんの手術を控え、Metamorphic Techniqueの本を読み返しています。今回西洋医学による治療を受けることを、私の中ではMetamorphic Techniqueと関連付けてとらえています。もちろん、患部に治療を施すことで、その部分の治癒を目指しているわけですが、それだけでは問題の根本的解決にはならないことを実体験から感じています。この本を買い求めたのは、もう10年近く前、Metamorphic Techniqueのプラクティショナーを目指す前のことで、そのシンプルかつ深淵な考え方に魅了されました。その後、プラクティショナーを目指す頃になって再読し、理論的に理解を深めました。今回自分が病気になって読み返すことで、この本が言わんとしていることをより身近に感じるようになりました。そして、この考えを基に、私は治療を受けるのだと改めて思っています。
このところ理解を深めている「ポリヴェーガル理論」について、創始者のポージェス博士の著書「ポリヴェーガル理論入門~心身に変革を起こす「安全」と「絆」~」(春秋社)を読みました。これまで、ポリヴェーガル理論に関する本を2冊読みました。主にセラピーの観点から、トラウマ反応によってからだが闘争・迷走反応もしくは不動化(シャットダウン)に陥った際に、どのような方法を取ることが効果的かご紹介しました。この2冊がポージェス博士の理論に影響を受けたセラピストが書いた本であったのに対し、ポージェス博士自身の著書を読んだのは初めてでした。ポージェス博士自身は科学者であるため、本を読んでの捉え方は読み手の立場によって様々かと思います。私自身は、読み進めながら自分が乳がんを患った経緯を思い出しました。本日は、安全が脅かされることと病気との関連、そしてそこからどのように立ち直ればよいか、感じたことを綴っていきます。
なぜ私は乳がんの治療を受けることに決めたのか、ヤングリヴィング社のエッセンシャルオイル「Acceptance~受容~」と私がライフワークにしている「Metamorphic Technique」に関連して綴っていきます。
引き続き、ポリヴェーガル理論について理解を深めています。今回はデブ・ディナ著「セラピーのためのポリヴェーガル理論」を読みました。こちらは、クライアントのトラウマ反応を抑えるために、セラピストはクライアントとどのように安心感のあるつながりを築いていくべきかという視点で書かれています。他者とよいつながりを作ることは私たち誰にとっても重要なことであり、人が幸せに生きるための本質的なポイントとは、周りとつながることだと感じましたので、本の内容と所感をシェアします。
「からだのためのポリヴェーガル理論」(スタンレー・ローゼンバーグ著、春秋社)を読み終えました。長年の臨床経験に基づく内容は説得力があり、また、単にプロによる施術を受けることを勧めているだけではなく、不調に苦しむ人が自分自身で回復できるようなレジリエンスを育むための簡単なエクササイズが紹介されていることに感銘を受けました。どんな人も生きている中で、困難に出会うことがあります。そんな時、私自身もセラピストとしてクライアントの方を一方的に導くのではなく、いかに常日頃から自分の状態に気付き、必要な行動を起こせるようにするためのきっかけを作ることが大切だと感じています。今日はこの本について私が印象に残ったことを簡単にまとめます。
先週は、私の人生の方向を決定するための大きな出来事が続きました。果たしてどのように進むのか、一日一日真剣勝負で自分でも暗中模索の 日々でしたが、どうにか一週間を終えました。その中で、自分にとっての優先順位を決めることが非常に大切だと思ったので、シェアしたいと思います。
今年の誕生日前は精神的に停滞する時期が続いていました。最終的にこの停滞期を抜け出すことができたきっかけは、誕生日の前日に脳のキネシオロジーのセッションを受けたことでした。キネシオロジーと言えば潜在意識を扱います。もしかしたら、誕生日の一か月前からこのセッションを受けることを決めていた私は、既にその時から潜在意識の深い闇の中を泳いでいたのかもしれません。今回このセッションを受けることにした理由は、前回2022年10月にキネシオロジーのセッションを受けた当時と同じ大きな転機を迎えていることに気づいたからです。本日は、その時の経験を振り返りながら、今回受けたセッションの内容と自分の潜在意識について受けた衝撃をシェアしたいと思います。
先日、東京の聖イグナチオ教会で開催された、片柳弘史神父の著書「あなたはあなたのままでいい」の講演会に行きました。私はカトリックの学校を出ていますが、自分自身は信者ではなく、学校に通っていた時も宗教の授業は道徳としか感じられず、特に興味もありませんでした。 ただ、私にとって教会は身近な場所であるため、今でもふっと一息つきたい時に教会で静かな時間を過ごすことがあります。先日この教会を訪れた際、たまたま私の後ろにいらした方が片柳神父様がマザーテレサから勧められてこの道に入られたこと、是非講演会に参加したいとお話しされていたことを小耳に挟み、私もちょっと足を運んでみようと思ったのでした。当日は寒く雨が降りしきる日であったにもかかわらず、会場に入りきらないほどの方が参加していました。私も1時間半立ち見で神父様の顔も見えない状態でしたが、聖書の言葉を現実生活の中で励ましとなるよう、楽しく噛み砕いてのお話が続き、心に染み入りました。今回聞いたお話の中で、私がセラピストとして日々考えていることに関連して心に残った内容をまとめてみたいと思います。
昨日は今年初めてのMetamorphic Techniqueのオンラインミーティングでした。日本時間22時スタートで眠気を堪えながらの参加でしたが、とても有意義な時間となりました。 まず最初の議題は、Metamorphic Techniqueを一言で表すとどんな表現になるか、という問いかけでした。メンバーから出てきた案は、健康、成功、成長、自己実現、可能性を広げる、などありましたが、私が注目したのは、「人生へのアプローチの仕方が広がる」ということでした。自分がこれしかないと思っていた方法や枠組みを超えて色々な可能性に自分を開けるようになる、ということです。最近私は大きな転機を迎え、病気に関する議題を提案していました。Metamorphic Techniqueのメンバーから様々な考え方を聞いて勇気を もらいたい、と思って問いかけたところ、大変心に残る内容となりました。今日は、Metamorphic Techniqueでは病気に対してどう考えるか、なぜ「人生へのアプローチの仕方が広がる」のか、その考え方をご紹介します。

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2024.7

2024年7月より休業しており、秋に再開予定です。The service is temporarily unavailable from July 2024, but enquiries are accepted.

再開時に、セッションメニューの一部変更および料金の改定を行います。現行のメニューにご興味のある方は事前にお問い合わせください。

2024.5

新メニュー「陰陽五行フェイシャルトリートメント」を公開しました。

2023.05

オーラソーマコンサルテーションは5月末で終了しました。

2022.3

セラピスト2022.4月号に掲載されました。