カテゴリ:ブレインジム®



「からだのためのポリヴェーガル理論」(スタンレー・ローゼンバーグ著、春秋社)を読み終えました。長年の臨床経験に基づく内容は説得力があり、また、単にプロによる施術を受けることを勧めているだけではなく、不調に苦しむ人が自分自身で回復できるようなレジリエンスを育むための簡単なエクササイズが紹介されていることに感銘を受けました。どんな人も生きている中で、困難に出会うことがあります。そんな時、私自身もセラピストとしてクライアントの方を一方的に導くのではなく、いかに常日頃から自分の状態に気付き、必要な行動を起こせるようにするためのきっかけを作ることが大切だと感じています。今日はこの本について私が印象に残ったことを簡単にまとめます。
今日は、今年初めてのオーストラリアブレインジム協会のオンラインミーティングに参加しました。ファシリテーターはブレインジム協会のベテランティーチャーGさんです。この方には、2年前新しい環境へ移る前に個人セッションをしていただきました。ブレインジムの重要なポイントである、意識を広げ気づきを深めるマインドフルネスを体感できるような内容でしたが、今回も「ポリヴェーガル理論」をベースにしたオリジナリティ溢れる勉強会になりました。
今年の誕生日前は精神的に停滞する時期が続いていました。最終的にこの停滞期を抜け出すことができたきっかけは、誕生日の前日に脳のキネシオロジーのセッションを受けたことでした。キネシオロジーと言えば潜在意識を扱います。もしかしたら、誕生日の一か月前からこのセッションを受けることを決めていた私は、既にその時から潜在意識の深い闇の中を泳いでいたのかもしれません。今回このセッションを受けることにした理由は、前回2022年10月にキネシオロジーのセッションを受けた当時と同じ大きな転機を迎えていることに気づいたからです。本日は、その時の経験を振り返りながら、今回受けたセッションの内容と自分の潜在意識について受けた衝撃をシェアしたいと思います。
皆さん同じかもしれませんが、私は月曜日の午前中の作業効率が悪いです。特に週末充実感が大きいほど、そのギャップで脳の働きが元に戻らないのです。先々週新潟県のホテルに滞在してよい時間を過ごした後は特にきつかったです。何というか、日常の決まりきった生活パターンをより強くつまらなく感じてしまい、生活のスイッチが切り替わりません。この週は目覚めもよく、気持ちのよい状態でスタートしたにもかかわらず、急ぎの仕事が続き、あっという間に疲れを感じるようになりました。そして週の半ばになって、見落としがあったとの指摘を受け、自分が疲れていることを強く実感しました。その後一日中、ペースを落とし、間違いが起きないよう気を付けていたところ、見落としやキーボードの打ち間違いなど危ない場面が何度も起きていることに驚きました。こんな時どうすればよいか、今日は整体の先生にお聞きしたアドバイスと、私が実践しているアロマオイルを使ったブレインジムについてご紹介します。
先日ニュージーランドのブレインジムインストラクターAさんと、1年ぶりに「クリエイティブビジョン」のオンライン練習会を行いました。本日は、Aさんから久しぶりに受けたクリエイティブビジョンのバランス調整の内容についてシェアします。
今年は何やら予測不能な変化が多そうに感じられます。こんな時こそ、何を目指しどこに向かいたいか、思い描くことが大切なように思います。2022年と2023年のお正月を振り返りながら、引き寄せたい未来にどうアプローチするか、当サロンの試みをご紹介します。まず、2年前のお正月は、ベストセラーとなった「引き寄せの法則」を読んでいました。この本でポイントとなるのは、何かを引き寄せたいと思ったら、行動する前にまず自分の状態、具体的には、感情を整えることが大事だということです。自分の状態がポジティブな状態であってこそ、それに見合ったポジティブなものが引き寄せられてくるからです。そして、昨年のお正月にはブレインジムの目に特化したコース「クリエイティブビジョン」を復習していました。目はただ目の前にある現実を見るためだけではなく、見たい未来を思い描く=ビジュアライゼーションのためにも使われることをご紹介しました。では、引き寄せたい未来を手に入れるために、「感情を整え、未来を視覚化すること」へどうアプローチするか、当サロンから新しい方法をご提案します。
先日、私の行っているセラピーがレイキと関係していることを書きました。おそらく、他のセラピーでも、ソフトなタッチによるボディトリートメントはレイキのようなエネルギーが流れる可能性は高いと思います。そして、このようなエネルギーが介在するセラピーはどちらかというと肉体面より感情面・精神面に働きかける要素が強いです。だからこそ、一過性の効果ではなく、深いところに働きかける効果が高いのですが、それ故にエネルギーを扱うセラピーを受ける方はからだを整えた方がよい、というお話をしたいと思います。
今年の8月にブレインジムの創始者ポールさんの奥さま、ゲールさん主催のオンライン講座「Vitalizing our Nature Connection An Integrated Movements Play shop」(「統合された動き」によって自然とのつながりを強化するプレイショップ)で、陰陽五行の各経絡に対応する動きをより自然界に近い形で体験し、学び直す機会がありました。この頃仕事が忙しかった私は、講座に出てリフレッシュするとともに、新しく理解した動きを仕事の後のクールダウンとして取り入れるようになりました。エクササイズとして行うのではなく、感じながらからだを動かすのがポイントです。同時に、講座でゲールさんがおっしゃっていた中で印象的だった、「金」の行について繰り返し考えるようになりました。
前回のブログで、「ゆるし」について考察を述べました。新しい環境に進みたいのに進めないでいる今の状況とリンクするように起きている股関節の痛みが、自分や他人をゆるせない思考パターンから起きているエネルギー上のブロックではないかと考えました。また、このようなエネルギー上のブロックが痛みとして現れやすいのが、首肩、腰である考え方をご紹介しました。首肩、腰について振り返ってみると、ブレインジムで左右の脳とからだを統合するために重要な箇所が頭の位置を定める首と、体幹で全身を支えるために左右対称の協調が必要な肩と腰なのです。つまり、私たちが健康で力強く生きていくためにはからだの構造をしっかりさせる必要があり、その要となるのが首肩、腰ですが、この部分が環境が変わることへのストレスや抵抗によって影響を受けやすいということなのです。首の位置や肩や腰の協調に関わるのが、胎児から乳児期にかけての発達段階で出現する原始反射であること、また、先日整体の先生がストレスがかかるとスポーツ選手でさえも原始反射が現れることがある、というお話から、原始反射の統合は誰にとっても重要な局面で大切ではないかと考えました。
前回のブログで、チネイザンのセッションを受けた時の気づきが「ゆるし」であったこと、その気づきに至るまでにかつてセッションを続けて受けていて感情の解放があったことに触れました。同じ時期に神奈川県の寒川神社に訪れた後、神社の強いパワーにからだが反応し、しばらく疲れを感じていました。その時ふと感じたのも、「私はある人を許せない」という強い気持ちでした。あぁ、私はこれほどまでに深いところで人を許すことができないほど怒り苦しんでいたんだな、と思いました。今ガザで戦闘が続いていますが、これも何千年にもわたる恨みの感情から来ています。その激しい感情を当事者と同じように感じることは難しいけれども、私たちも別のレベルで一人一人、何かに怒り、許せないでいることは同じなのかもしれません。先日新たに陰陽五行の「金」の行のセッションを公開しました。このセッションを考案している間、「金」のキーワードである「自分の価値」について度々振り返っていました。そして、自分の価値をどうして認められないのか、それはゆるしと関係あるのではないかと考えましたので、今日はその気づきをシェアします。

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