カテゴリ:ストレス反応



昨日親知らずにできた虫歯の治療を行いました。11月に定期検査に行った時に虫歯が見つかったものの、それほど急いで治療する必要はないとのことで2か月後に予約を入れていました。けれども、実際には当初の見立てより虫歯が進行していて、抜歯しなければいけないほどでしたが、昨日は何とか詰めるだけの治療でとどめていただきました。11月の前、去年の6月に行った定期検査では虫歯はなく、その5か月間の間に何があったかというと、乳がんの手術と放射線治療でした。歯医者さんには磨きにくい箇所の歯磨きが不十分だったのではないかと言われましたが、やはり、ストレスによる抵抗力の低下が歯の疾患に直結しているのだと強く感じました。それ以外にも要因があるのではないかと考察しましたので、2023年4月に書いたブログ「人生の変容と歯との関係」の続編をお届けします。
このところ理解を深めている「ポリヴェーガル理論」について、創始者のポージェス博士の著書「ポリヴェーガル理論入門~心身に変革を起こす「安全」と「絆」~」(春秋社)を読みました。これまで、ポリヴェーガル理論に関する本を2冊読みました。主にセラピーの観点から、トラウマ反応によってからだが闘争・迷走反応もしくは不動化(シャットダウン)に陥った際に、どのような方法を取ることが効果的かご紹介しました。この2冊がポージェス博士の理論に影響を受けたセラピストが書いた本であったのに対し、ポージェス博士自身の著書を読んだのは初めてでした。ポージェス博士自身は科学者であるため、本を読んでの捉え方は読み手の立場によって様々かと思います。私自身は、読み進めながら自分が乳がんを患った経緯を思い出しました。本日は、安全が脅かされることと病気との関連、そしてそこからどのように立ち直ればよいか、感じたことを綴っていきます。
昨日、オーストラリアから初来日中のブレインジムインストラクターJさんご夫妻に東京でお会いしました。 本当は今日東京をご案内する予定でしたが、日にちが間違って伝わっており、昨日の朝待ち合わせ場所で会えないとJさんからご連絡がありました。すぐには駆けつけられない状況で焦っても仕方なく、事前にお知らせしていた情報をもとに、お二人で観光してくださいと伝えるしかなくなりました。Jさんご夫妻は渋谷のスクランブル交差点だけはどうしても見に行きたかったようです。渋谷に向かう途中、地下鉄を乗り間違えたり、大混雑に遭って大変な思いをして、ホテルに戻って来られました。このような経験は初めてだったのでどうしようかと思いましたが、最終的には時間のロスも少なく、混雑している中何とか空いていたお店でお茶をして楽しい時間を過ごすことができました。Jさんは今世界各地を旅行され、人生を明るく楽しく過ごしていらっしゃいますが、実は過去大変なことがありました。今日は、Jさんに出会った当時を振り返りながら、改めてブレインジムについてご紹介したいと思います。
引き続き、ポリヴェーガル理論について理解を深めています。今回はデブ・ディナ著「セラピーのためのポリヴェーガル理論」を読みました。こちらは、クライアントのトラウマ反応を抑えるために、セラピストはクライアントとどのように安心感のあるつながりを築いていくべきかという視点で書かれています。他者とよいつながりを作ることは私たち誰にとっても重要なことであり、人が幸せに生きるための本質的なポイントとは、周りとつながることだと感じましたので、本の内容と所感をシェアします。
「からだのためのポリヴェーガル理論」(スタンレー・ローゼンバーグ著、春秋社)を読み終えました。長年の臨床経験に基づく内容は説得力があり、また、単にプロによる施術を受けることを勧めているだけではなく、不調に苦しむ人が自分自身で回復できるようなレジリエンスを育むための簡単なエクササイズが紹介されていることに感銘を受けました。どんな人も生きている中で、困難に出会うことがあります。そんな時、私自身もセラピストとしてクライアントの方を一方的に導くのではなく、いかに常日頃から自分の状態に気付き、必要な行動を起こせるようにするためのきっかけを作ることが大切だと感じています。今日はこの本について私が印象に残ったことを簡単にまとめます。
今日は、今年初めてのオーストラリアブレインジム協会のオンラインミーティングに参加しました。ファシリテーターはブレインジム協会のベテランティーチャーGさんです。この方には、2年前新しい環境へ移る前に個人セッションをしていただきました。ブレインジムの重要なポイントである、意識を広げ気づきを深めるマインドフルネスを体感できるような内容でしたが、今回も「ポリヴェーガル理論」をベースにしたオリジナリティ溢れる勉強会になりました。
今年の誕生日前は精神的に停滞する時期が続いていました。最終的にこの停滞期を抜け出すことができたきっかけは、誕生日の前日に脳のキネシオロジーのセッションを受けたことでした。キネシオロジーと言えば潜在意識を扱います。もしかしたら、誕生日の一か月前からこのセッションを受けることを決めていた私は、既にその時から潜在意識の深い闇の中を泳いでいたのかもしれません。今回このセッションを受けることにした理由は、前回2022年10月にキネシオロジーのセッションを受けた当時と同じ大きな転機を迎えていることに気づいたからです。本日は、その時の経験を振り返りながら、今回受けたセッションの内容と自分の潜在意識について受けた衝撃をシェアしたいと思います。