前回、旅立つ前の愛犬に仙骨へのレイキを行った経験をご紹介しました。
仙骨は本能の中枢で、エネルギーを生み出す場所です。
ちょうど愛犬の体調が下降状態に入った1月中旬、私は昨年から何度か参加しているオーストラリアのCalvin Coyle氏主宰の無料講座から「ヒューマンデザイン」を受けていました。
講座で、仙骨のエネルギーとは何か、また、自分のエネルギー状態を管理する重要性などを学び、この気づきが、ストレスの多かったコーチング終了後、愛犬の死を経て前に進むまでの時期をサポートしてくれました。
本日は、仙骨についてヒューマンデザインの視点から考察し、さらに、コーチングを受けての気づきをシェアします。
私はヒューマンデザインのリーディングを過去2回受けたことがあります。
事前知識もないまま2時間のリーディングを受けただけですが、その後思いがけない方向転換や進路の展開があったことを思い出します。
どちらも、現状を変えるための指針がほしいタイミングでした。
今回、ヒューマンデザインの基礎を無料で学べるとのことで、とても楽しみにしていました。
講師はブリスベン在住のLindell Stewart氏、もともとSNS関連の事業を起業して成功していたそうですが、ある日仕事量の多さからエネルギーが枯渇していた時にヒューマンデザインに出会ったそうです。
自由な時間がほしくて会社を辞め起業したはずなのに、燃え尽きてしまったことから、自分自身を深く知り、自分に合ったエネルギーの使い方を実践する道のりが始まったそうです。
その結果、SNS事業からヒューマンデザインを中心としたコーチング業に転身したという経験の持ち主です。
ヒューマンデザインは、生年月日や出生時間、出生地から誕生時の星の配置を導き出すことは他の占星術と同じですが、さらに、チャクラに対応した各部位のエネルギーの流れに基づく独自の見解があります。
自分自身のリーディングでぼんやりと聞いていた事項が、そういう意味だったのか、と新しい発見がありました。
ヒューマンデザインでは、からだのどこでエネルギーが定義されているかによってタイプ分けされます。
大きく分けると、主に仙骨でエネルギーを生み出すエネルギータイプと、それ以外のタイプがあります。
エネルギータイプは、<ジェネレータ>と<マニフェスティングジェネレータ>に分けられます。
どちらのタイプも仙骨で十分なエネルギーを生み出すことができますが、そのエネルギーを正しく使わないと、本来の自分には必要ない事柄にエネルギーを使い切ってしまい、燃え尽きることがあるとされています。
そのため、エネルギータイプであっても、自分のエネルギーを管理し、その使い方を知る必要があります。
・ジェネレータ
仙骨のエネルギーが生まれるのは、 好きなことをして満足しているときです。
この時、喜び、情熱、インスピレーションが生まれ、周りにも良い影響を与えることができます。
エネルギーを正しく使った状態で喜びを追求していると、良い機会に恵まれ、物事がより自然に運びます。
満足していないと、疲れ切り、フラストレーションに陥ります。
そんな時は、以下のようなことを自分に問いかける必要があります。
・好きなこと(喜びを感じること)をやっているか?
・やるべきこと(成果が出ること)に縛られていないか?
・周りから求められることに(やりたくなくても)何でも応えていないか?
また、仙骨タイプは、仙骨が出す本能的な直感に基づいて行動することが大事なので、何か行動したいと思った時、一旦、その反応 (Yes, No) を待つ必要があります。
仙骨の反応を待たずに頭で答えを出してしまうと、自分を満たさない行動につながり、フラストレーションに陥ります。
・マニフェスティングジェネレータ
ジェネレータが、完全に仙骨タイプなのに対して、もう1つのマニフェスティングジェネレータは、ジェネレータとマニフェスタが組み合わされたタイプで、私はこのタイプです。
マニフェスタはビジョンを下ろし、実現を目指すタイプです。マニフェスティングジェネレータも同様にビジョンを持ち、さらに、ジェネレータのように行動します。
このため、常にクリエイティブで革新的なアイディアをもとに決断し、行動できるところが長所です。
一方で、この傾向が行き過ぎると、ある程度満足すると次の行動に移ってしまい、無鉄砲にたくさんのことに手を付けてしまいがちなので、たまにはペースを落とし、やり始めたことを修正しながら続けていくとよいそうです。
また、頭の中のアイディアだけで突き進むと周りを振り回してしまうことがあるため、Respond(仙骨の声を聞き、反応する)→Inform(周りに知らせる)→Act(行動する)の順で行動するとよいそうです。
Lindell氏の言葉を借りてまとめると、ヒューマンデザインに沿って生きるとは、以下のように表現できます。
・やりたくないことを知る→やるべきだと考えていることから距離を置く。こうあるべきと考える行動、不要なものを手放す。
・やりたいことを知る→選びたい人生を言葉にし、自分にできると信じて行動する。
ここからは、講座で学んだ情報の中から、私自身の気づきに関連する情報を記していきます。
・権威
ヒューマンデザインでは、前述したエネルギータイプのほかに、意思決定の際に頼りにすべき「権威」という考え方があります。
私は「感情権威」で、感情を大事にすることが大切な一方、感情の波に左右される傾向もあるため、意思決定は感情が落ち着いた状態で行うことが大切とのことでした。
特に、ネガティブな感情の影響力は大きく、「恐怖」から意思決定するとき、直感や内面の声ではなく、周りに影響を受けて選択してしまいがちです。
また、他人の感情と区別ができなくなっている場合もあるため、人との距離感を見直すことが必要になります。
・定義されていないセンター
センターとは、主にチャクラに対応するエネルギーセンターを意味します。
センターが活性化している状態を「定義されている」と呼び、人により異なります。
私の場合、ヘッド以外のセンターは定義されている、エネルギーが多いタイプですが、そのエネルギーが3つに分断されている「トリプルスプリット」という特徴があります。
このタイプは、自分自身で思考エネルギーを活性化させることが難しいため、なるべく他人が周りにいる環境に身を置くことが必要と聞きました。
その一方で、定義されていないセンターは人からの影響を受けやすいため、思考や内面の状態が、他人のものを取り込んでいる可能性も高くなります。
【コーチングを受けての気づき】
講座が始まったばかりの頃、私はコーチングの最終段階で、コーチングで得た気づきを実践するのに忙しい日々を過ごしていました。
今から思うと、直感的に浮かんだアイディアやコーチの言葉に翻弄され、行動しなければと自分で自分を駆り立てている状態でした。
無意識下にある恐怖の感情に突き動かされ、(喜びや満足感を教えてくれる)仙骨の反応を待つこともなく、あれもこれもと動き回っていました。
コーチングの最終回でやっと、自分がストレス状態にあって、流れを信頼できていなかったことに気付きました。
そして、最終的に大事なのは何かを変えたり行動することではなく、自分に立ち返り、これでよいという安心感を感じることだとわかりました。
コーチングでは、最初に、実現したいビジョンやゴールを描きます。
その後、今自分がいる安全でコントロール可能な「コンフォートゾーン」から抜け出し、未知への恐怖に直面することになります。
ヒューマンデザインを使ってコーチングを行っているLindell氏は、次のような言葉を述べていました。
『コンフォートゾーンを離れたところで魔法が起きるが、神経系は、未知の天国より、慣れ親しんだ地獄を好む』
今回の経験から、大きな恐怖に直面すると、明るい未来に向かっているつもりでも、実際には自分にとって慣れ親しんだストレスパターンで行動してしまう傾向があるのだとわかりました。
特に、思考や言葉を基に行うコーチングでは、知らず知らずのうちに内面の声(仙骨反応)がわからなくなり、ネガティブな感情に揺り動かされた行動を取ってしまうようです。
こんな時こそ、まずはからだに意識を向けて自分につながり、エネルギーを正しく保つことが必要でした。
マインドフルネスの精神で内面を整えることによって、初めてコンフォートゾーンの先に向かうことができるのだと思います。
その精神とは、自分をジャッジしない、ネガティブな思考や感情を手放す、忍耐強く待つ、流れを信頼する、物事をありのまま受け入れることです。
今回コーチングを通して、自分が持って生まれたストレスパターンに直面しました。
この経験を忘れず、セッションをご提供する際には、大きなビジョンやゴールを描いた時こそ、瞑想、エネルギーワーク、仙骨にアプローチするクラニオセイクラルセラピーなどで、クライアントの方が静かにご自分につながる時間を大切にしていきたいと思いました。
