欲しいものは探しに行かない、やってくる

こちらの先生に毎回のように言われるのは、視野を広げて、俯瞰して、多方向を見ることです。

 

私の場合、目の使い方に癖があって、普段首を右にずらしながら、片目で凝視する見方をしているようなのです。

 

いつもどんなところが不調であっても、大体が首の位置のずれ、そして目の問題に行きつき、脳幹への血流が滞っている、と言われます。

 

脳幹への血流が滞ることによって、からだをバランスよく動かすことが難しくなります。

 

ブレインジムの考えでは、集中しすぎる時左脳優位になって、全体が見えていない状態なのですが、更に、目を動かしにくい方向があると、その方向に関連する脳の機能にアクセスできないために、脳の機能を最大限に生かして活動することができない状態になってしまうそうです。

 

さて、ここから一歩進んで、今日のタイトルに関連した気づきをシェアしたいと思います。

 

先日、接客業をしている友人と観光地に出かけた際、私は、友人が四方八方様々なものに目が行くことに気づきました。

 

友人に話すと、普段からお客様のこと、周りのことを気にしながら仕事しているからかな、と話していました。

 

私は、友人が指し示すものがどこなのか探すのに精いっぱいなことが何度かあり、このとき、上述の整体の先生が、常に視野を広げなさい、と言っている意味を深く理解しました。

 

そのことを今回先生にお話ししたら、暗闇に光るライトがどこに見えるかのチェックをしてくださいました。

 

あるときは右上、あるときは左下、気付かないことはないのですが、自分でも集中して探していることを感じます。

 

そうしたら、先生が、そんなに目を動かして探さなくてもいいんですよ、焦点をまっすぐにして、意識を広げるだけで、目に入ってきますよ、と言われるのです。

 

言われた通りにしてみると、確かに、目を四方八方動かさなくても、ちゃんと視界に入ってくるのを感じられるようになりました。

 

何かを見るのに、目を動かして探さなくてもいいんだ~、と気づいた時、同時に、欲しいものがあったら、探しに行かなくても、やってくるんだろうな~ということを感じました。

 

これは私の大好きな「引き寄せの法則」からヒントを得ています。

 

「引き寄せの法則」では、何かを引き寄せたいとき、まず行動するのではなく、思考=波動を整えてから行動に移すことが大切、と繰り返し説いています。

 

むやみやたらに行動しても、思考が変わらない限り、現状は変わらないままなのですが、それでも私は不安になって何かをせずにはいられなくなります。

 

目の動きは思考に関係していることを考えると、そもそもの視野が狭くて、何かを見る時は無理して目を動かしている私のこれまでのあり方は、限られた思考の範囲内であくせくと行動している自分の行動パターンに重なる気がしました。

 

目は世界を見る窓口ですが、この窓口は自分の物の見方=思考、というフィルターにかけられています。

 

このフィルターからなるべく自由になって、物事をありのまま見て感じられるようになるためには、まず目へのストレスを減らし、楽に目を使えるようになることが大事だなと思いました。

 

当サロンでは、目の動きに関連したメニューとして「ブレインジム」と、脳神経にアプローチする「クラニオセイクラルタッチ」をご用意しています。

 

人間の思考の力は大きいですが、それが行動を制限するものではなく、可能性を広げるものとして使いこなせるように、目の使い方、脳の働きにフォーカスしてみることをおすすめします。