「できる人」を手放し自然体で生きる

派遣切りに遭った会社での契約期間が来週で終わるので、早く仕事を探さなければと焦るばかりで、連休を楽しむことより早く仕事を見つけたい気持ちの方が勝っていましたが、連休中わたしは今後自分がどうありたいかについて考えていました。

 

そして、どんな仕事に就くか、というより、自分らしく無理なく働けるあり方でいたいと思いました。

 

そんな中、昨日瞑想前に、ある英語関係の試験の結果が出ました。

 

前の会社を辞めるにあたってフリーランスとしての活動を考え、登録して仕事をいただくための試験をずっと前に受けていました。

 

が、何か月経っても連絡がなく、転職活動をするにあたって結果を知りたいと思い連絡をしていたところでした。

 

そうしたら、基準に達しないため、不採用との結果でした。

 

こちらの試験、結構厳しくて、自分でも受けながらハードだと思っていたものの、結果については自信がないわけではなかったので、基準に達しないと知り、客観的な自分の実力を知ることができました。

 

試験を受ける背景としては、前職で関係する仕事を3年間していたので、自分が好きな仕事ではなかったものの、実力がないとは思っていませんでした。

 

だから、当然のように転職活動でも同じような仕事にエントリーしていたし、実際ある会社の書類選考の結果を待っているところでした。

 

今回派遣切りに遭った会社の仕事は書類選考が通ったものの、始めてみたら自分にとってきついことがわかりましたが、それは、たまたまその仕事が合っていなかったのだと、派遣先の方も自分自身もそう思っていました。

 

だから同じようなスタンスでわたしは時給が高くてスキルを求められる仕事を探していました。

 

でも、今回の試験の結果が出てから瞑想をしていた時、わたしは急に自分の実力がもはや額面通りでないことを実感しました。

 

それはもうずっと前からそうだったかもしれません。

 

現在持っている英語のスコアも学生時代に取ったものだし、20代でセラピーの道に入ってから10年近く会社の生活から離れ、30代後半になった時

ブレインジムの力を借りてまずは簡単な事務ができるようになることを目指しました。

 

その後かつての自己イメージである「できる人」を目指し本格的な転職活動を始めて念願の会社に受かりました。

 

その会社はまさに「できる人」たちの集団だったので、わたしはその人たちに追いつくために必死に努力して、何とか慣れたと思った時には持病が要手術の段階まで進行していました。

 

それでも仕事に慣れて3年が経ったとき、わたしは自分が「できる人」になったと思い込み、その自己イメージのまま転職活動を始めました。

 

けれども新しい仕事に慣れるのが厳しく、もはや頑張ることもできなくなり、しかし、相変わらず「できる人」を目指し、頑張ることを求められる仕事を探し続けていました。

 

わたしの自己イメージは「できる人」だったから、「できない自分」であることは許しがたく、人一倍努力して「できる人」にならないといけなかったのです。

 

でも「できる」「できない」は誰が決めたのでしょう?

 

人生は「できる人」になるために苦しい苦しい努力をしなければいけないのでしょうか?

 

もはやわたしの本音は「できる人」になるのが辛くてたまらないのに、相変わらず同じことを目指していたから、転職活動も迷走しているのかもしれないな、と思いました。

 

そして、事実を認めるのは過去の自分にとっては辛いことだけど、「できる人」の看板を持ち続けて頑張らなくても、自然体の自分で働いていくことは、40代の自分にとって重要なことだと思いました。

 

自分が「できる人」であることを最初に求めたのは誰でしょうか?

 

きっと両親かあるいは「できる人」であることを求められてきた家系なのかもしれません。

 

でもわたしはセラピーの仕事が好きだし、左脳より右脳を働かせることが好きだし、「できる人」であり続ける努力が辛いのです。

 

そしてきっと「できる人」でなくても人生は喜びに満ちていて楽しめるもののはず。

 

いま、転職活動で苦しんでいる方も、もしかしたら自己イメージが本来の自分からずれてしまっていることも背景にあるのかもしれません。

 

ずれていても成功し続ければ修正する必要はないのかもしれませんが、わたしのように苦しいと思った時は自己イメージを見直すタイミングなのかもしれません。

 

オーラソーマでは本当の自分に気づくためにカラーボトルを選びます。

 

ブレインジムでも自分軸を整えていくうちに、自分の脳に合った目標を立てて進みたいと思うようになります。

 

何かがうまくいかなくなったと思ったら、是非セラピーを受けにいらしてください。