自分の中の鬼に対峙し、時を待つ

2月3日に節分があり、4日に立春を迎えました。私は寒く体が縮こまりがちな時期の、節分の行事を大切にしています。

 

今年は、ちょうどその頃関連した気づきがあったのでシェアしたいと思います。

 

今年の大河ドラマの主人公は徳川家康です。ドラマを見ながら、昨年久能山東照宮に行ったことを思い出しました。

 

その日はちょうど希望を持って会社を退職した翌日で、これからの前途が明るくなるように祈りを込めて参拝しました。

 

東照宮と言えば、日光の方が有名かもしれません。日光東照宮は家康の魂が祀られていて、久能山には亡骸が葬られているそうです。

 

数年前の2月に日光に行った際、東照宮に隣接しているお寺のお坊さんが、鬼門についてお話をされていたことを思い出します。

 

日光は江戸から見て北東の方角の鬼門に当たる場所で、江戸を守る砦のような役割があるそうです。

 

そのことから、このお寺は鬼門封じの祈祷で有名だとか、豆まきにもちょっと独特な風習があるようなお話だったと記憶しています。

 

日光に行く前年病気をしたことから鬼門除けは大事だと祈祷をお願いしたのですが、その後すっかり鬼門のことは忘れていました。

 

そして昨年久能山に行った時は、自分も家康の功績にあやかりたいと拝んで御朱印を買って帰りました(昨年は家康生誕480年で、御朱印には竹←家康の幼名・竹千代、と虎←家康は寅年で昨年は五黄の寅年、の絵が特別に描かれていました)。

 

その御朱印を部屋に飾って眺めていたのですが、昨年は苦難と試練の連続で、全くご利益がないと御朱印を見る度に思っていました。

 

そんな感じで4月1日に久能山に行ってからもう10か月が経っているのですが、最近大河ドラマで若き日の家康が苦労している場面を見ながら「鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす」の言葉が突然蘇ってきました。

 

昨年2度の派遣切りに遭って、どうしてそんな目に遭うのか訳がわからずただ導かれた会社で働き始めたのが昨年の8月のこと、今やっと半年を迎えようとしています。

 

この会社で出会った人々、会社の環境、何を取っても本当にありがたく、二度の失業で精神的なダメージのみならず、脳がストレス反応に陥って学習障害的な状態に陥っていた私を会社の方々は温かく見守ってくださいました。

 

天国と地獄という言葉の通り、8月に解雇された会社はあらゆる意味で私にとって地獄としか言い表せない環境でしたが、地獄を去った翌日足を踏み入れた会社はまさに天国だったのです。

 

天国に入れた私は、地獄で経験した教訓を忘れずに、感謝の気持ちを持って毎日を過ごしてきました。

 

半年間無事に過ごせたことに感謝するとともに、私が地獄で経験したことは自分の中の鬼に対峙する経験だったのだと今思い返しています。

 

確かにそこで出会った人や環境は鬼のようでしたが、人は自分の写し鏡だとすれば、きっと自分もその時鬼を生きていたのだと思います。

 

このように自分の経験を思い返してみると、家康の「鳴くまで待とうほととぎす」の意味は深く、物事にはタイミングがあってその時がすぐに迎えられないとしたら、きっと自分の中の鬼に対峙しながら待たないといけない、ということを言っていたのかなと思うのです。

 

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば困窮したるときを思い出すべし。堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。勝つことばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり」

 

家康はこのような遺訓を残していて、久能山東照宮のお墓の前に掲げられています。

 

今の時代、必ずしも重荷を負って生きるべきとは思いませんが、この中に散りばめられた大切な言葉を噛みしめて今年一年を過ごしていこうと思っています。

 

今、苦境にある方々も、どうか家康の言葉や生涯を思い出して、その時が来るのを希望を持って待っていてください。

 

きっとその苦しい日々は、新しい未来への変容のステップが始まったお知らせなのだと思っています。

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