今日は、オーストラリアブレインジム協会の定例勉強会で、オーストラリアでMovement Dynamicsを教えていらっしゃるインストラクターGさんからのシェアでした。
Movement Dynamicsとは、ブレインジムのダンス版と言えばよいのでしょうか。
ブレインジムのエクササイズをベースに、音楽に合わせてダンスのように優雅にからだを動かすのです。
ダンスと言っても激しいものではなく、音楽もゆったりとしたクラシック調で、太極拳のようなイメージにも思えました。
しかし、ここで面白いのは、これは単なるエクササイズやダンスではないのです。
そのダンスを行う前にはっきりとした意図、目標、ゴールを思い浮かべます。
そうすることによって、からだを動かしているうちに、その意図に沿ってからだが整っていき、のちに、意図に沿った行動ができる、というのはブレインジムの目指すところと同じです。
わたしは、週末仕事上で悩んでいることがあり、それに対する決断をしないといけなかったので、「正しい選択をする」ということを目標にしました。
からだを動かすポイントとしては、タイトルに「ダイナミクス」とあるように、大きな動きをすること。
例えば、手を動かすときは、肩の付け根から動いていることを意識します。
そして時折両手を胸に当て、休憩し、自分の気持ち、感覚を意識します。
一通りからだを動かしたら、目標に対してどう気持ちが変わったかを確認しました。
わたしの場合は、その時点で正しい選択ができるかはわからなかったですが、自分の感覚を信じれば、きっとよい決断ができるだろうと前向きな気持ちになりました。
その他、参加者の皆さんは、グラウンディングできた、とおっしゃっていた方が多かったです。
雑念が去り、頭がすっきりとして、からだに力が入れば、何事ももっと楽にスムーズに運ぶことでしょう。
インストラクターGさんは、ブレインジムに音楽を取り入れて楽しくからだを動かすことを提唱している方です。
エクササイズという言葉からイメージするような堅苦しいものではなく、とにかくゆっくりとからだを動かすことによって、脳の働きも自然と整っていくことを教えてくださいました。
きっと、ブレインジムでなくても、どんな動きでも、意図をもってからだを動かすことによって、心身が整っていくのだろうな、と思います。
どんな風にからだを動かせばよいかイメージがわかない方は、是非ブレインジムのシンプルな動きを体験しにいらしてください。