昨年10月にオンラインで参加したキネシオロジーの講座「Human blueprint」のテキストを復習していて気づいたことです。
この講座で習った内容は過去や先祖代々のカルマによるネガティブなパターンに働きかけるキネシオロジーなのですが、セッションの最初に必ず入れるのを推奨していたメニューがあります。
それは、これらのカルマを扱うことにより感情的なストレスが高まる可能性があるため、そうなっても動揺しすぎず前向きに受け入れられるよう、センタリングのバランスを整えることなのです。
センタリングとは、周囲の環境に動じない自分軸のことですが、これは通常からだの中心軸を整えることでもたらされます。
からだの軸を整え、意識を「今」にフォーカスすることにより、心身のバランスが整い、自尊心や自己価値も高まり、どんな環境でも前向きな態度を取ることができます。
この講座では、からだの軸を整えるために、経絡の任脈と督脈という、経絡の中でも中心的役割を果たす経絡のツボを刺激することを習いました。
任脈はからだの前面(会陰~脳)、督脈はからだの後面(尾骨~頭頂~顔)に流れるエネルギーです。
しかしここで問題なのは、任脈と督脈のバランスを整えても、オーラやライトボディの観点からバランスをチェックすると、アンバランスな状態が現れやすいということなのです。
肉体の周りに存在するエネルギー体であるオーラやライトボディは、ストレスやショックな出来事により簡単に肉体の軸から外れてしまうため、からだの中心軸とエネルギー体の中心軸がずれてしまいます。
例えばからだの中心軸から右上方にエネルギー体の中心軸があったりします。
そうすると、エネルギー体の影響力は強いため、それに伴い心身のバランスも不安定になってしまいます。
ではどうすればよいか?
この、エネルギー体のバランスを整えるために使われるツボが、衝脈と帯脈に関係するツボの組み合わせであり、衝脈はからだの深部に流れ、帯脈はウエスト付近で上半身と下半身をつなげる経絡です。
では、そのツボはどこにあるのか、というと、両方とも足にあるのです。
というわけで、変化の時こそ、物理的な環境だけでなく、精神的なストレスの中でもセンタリングし、自分軸を保つために、足のケアは効果的だと考えます。
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