春分の日のバランス調整

昨日の参加したメンバーで取り組んだ共通のテーマは、以下の通りです。

 

Be energized and create positive connections and contentment. 

 

「エネルギッシュになって、ポジティブな関係を築き、満足すること」

  

まずは、この目標を想定したとき、からだはどうなっているかチェックします。

 

わたしの場合は、上半身は自由に動くけれど、下半身が動かないことに気づきました。

 

このからだの上下の動きは「感情」に関係する「大脳辺縁系」の機能にも関わっています。

 

つまり、わたしは頭ではそのテーマを受け入れていても、心では完全に受け入れられていなくて、それに伴って下半身もついていっていない、という状態のようでした。

 

そこで、いくつかのエクササイズを皆で行っていきました。

 

・クロスクロール(右手と左足を交差させるエクササイズ)

 

・ソフトエッジス (目をリラックスさせるためのエクササイズ)

 

・ディープビジョン(同じく目をリラックスさせるために眉頭を刺激するもの)

 

・スイングアロング(肩と腰をつなげ全身を協調させ、見ることと動くことを同時に行うためのエクササイズ)

 

・ポジティブビジョン(額に触れて前頭葉を活性化させるもの)

 

・顔のタッピング(ブレインジムではないですが、三叉神経を活性化するそうです)

 

今回行ったエクササイズの中には、「ビジョンサークル」という、目のためのエクササイズもいくつか行いました。

 

目は心の窓、という言葉もあるように、目を滑らかに動かせるようになると、自分だけでなく周りの人とのつながりも深めやすくなるそうです。

 

その後にもう一度目標をイメージすると、筋肉に力が入って、からだが軽やかになっていることに気づきました。

 

このようにブレインジムはシンプルなエクササイズをちょっと行うだけで、気持ちにもからだにも変化を起こすことができるものです。

 

何人かで集まって行うと、より楽しく、つながりを感じることができます。

 

今回参加者の中に理学療法士として自閉症や発達障がいのお子さんに接しているメンバーの方がいらっしゃいました。

 

何年も理学療法で必要とされる運動を行っても改善が見られなかったお子さんに、たった少しのブレインジムのエクササイズを取り入れるだけで大きな改善が見られたと話していました。

 

オーストラリアでは発達障がいのお子さんにブレインジムを積極的に取り入れているようですが、子どもだけでなく、大人でも積極的に取り入れて人生をより楽に楽しめるものにしていきたいですね、ということで締めくくられました。

 

どんな方でも取り入れられるブレインジムがより広まる1年になりますように!